割り切りは、どん底状態でした。
モンスターと言うべき、年齢を重ねた女性がやってきたのです。
ホテルに入って行為になれば、多少は盛り上がるかと思いました。
ところが、そんなことはありません。
淡々と、何の盛り上がりもなく行為が進んできました。
さっさとシャワーを済ませ、フェラをはじめ、すぐに辞めてからコンドーム装着。
なにもしていない状態なのに、挿入をしろと言うのです。
生まれて初めてです。
こんなセックスをしたのは、今回が初体験。
こんなものはセックスではない。
オナニーより下の関係であるという感じでした。
結局30分ですべての関係が終了しました。
諭吉が3枚も吹き飛んでしまいました。

 

 大失敗の援交を経験した数日後のことです。
親しくしている知人と飲みの約束でした。
酒の席で、私の経験を彼に話してみました。
ははんと言う顔をしてから、彼は語り出しました。
「援デリに騙されてしまったね」
初めて聞くその言葉に、意味が分りませんでした。
「それはどんな意味?」
「知らないか?、悪質な風俗業者。ネットの世界はとても多くてね。素人を装ってプロを派遣しているんだ」
鈍器で頭を殴られたような衝撃でした。
そんな風俗業者がいることは、少しも知るものではありませんでした。
「美味しい条件ちらつかされたろ」
「最初だけ条件付き、あとはタダマン」
「美人が来ると思ったら、モンスターが来たんじゃ?」
「その通りの展開」
「挿入してもうんともすんとも言わない」
「全くもって」
「典型的な援デリのパターンだね」
ネットの出会いに詳しくない場合、この業者に騙されてしまうのだそうです。
業者の被害は、実に多くあるのが現状だと教えられました。
そんな業者がいることは少しも知りませんでした。
若い女性と、セフレになれると思っていたから、余計にショックが強く感じられました。
「ツイッターみたいなサービスでは、素人の女は見つからないね」
きっぱりと断言されてしまったのでした。